ミラノで人気のセレクトショップといえば、まず最初に名前が出てくるのがこのショップ、「10コルソコモ」あちらで知り合った女性みんな、お買い物はした?コルソコモは行った?と口々にいうくらい。本や雑貨類、オリジナルのポーチやトートバッグなどチープなものから、ディオール、グッチ、マックイーン、マルジェラ、プラダ、ミュウミュウ、クロエ、などハイブランドの物まで。ヨージヤマモト、コム・デ・ギャルソンなど日本のブランドも並んでいました。入り口すぐにある、気持ちのいいカフェ。屋上は、椅子やテーブルが置いてあるフリースペースになっていて、別行動していた夫と息子との待ち合わせ場所にしました。お店の目の前の広場はオープンカフェになっていて、若い人からお年寄りまでワイン片手におしゃべりに夢中。パリでもミラノでも、本当にこの国の人たちは、外で日光浴しながらお食事やお茶をするのが大好き。テラス席は満席なのに店内に入るとガラガラ、ということもよくありました。

そしてパリの老舗セレクトショップといえば、「コレット」。1997年に1区サントノーレ通りにオープンしてから世界中のファッショニスタを虜にしている。あのカールラガーフェルドもこのお店の常連さんだという。今年の春、パリに行った時にコレットに寄ると、お店の前にコレット柄のBMWが停まっていた。つなぎを着てるお姉さんがとてもかわいかった。

そんな世界中のおしゃれさんから愛されていたコレットが、20周年となる今年いっぱいで閉店するという。フランスのメディアはこの突然の知らせをいっせいに報道し、ファッション業界だけでなくパリ中、そして世界中に驚きを与えました。閉店の理由について、「コレット・ルソーは自分の人生を歩む年齢になりました。『コレット』は(創業者の)コレットがいなければ存続させることができないのです」とインスタグラムに書かれています。

もういい年だから…なんて声を聞きますが、寿命100歳ともいわれている今、50歳でもまだ半分!やりたい事にどんどんチャレンジしていきたいですね。