窓から大迫力の明石海峡大橋が見えるロケーションで姉とお食事をしてきました。

姉は関東の大学へ進学したので私が中学3年生の時までしか一緒に暮らしていない。携帯がない時代だったので高校1年生の時から毎月文通をしていて、それは携帯電話を持つようになるまでずっと続いた。オリーブに載ってたあの服が欲しいとか、今週はゴダールとフェリーニの映画を3本観たとか、ジーン・セバーグのセシルカットみたいなショートにしたよとか、どーでもいーことをひたすら書いては送りあいこをしていた。3つしか離れていないのに、時々突然お姉ちゃんというより親が書いたような文面で、将来の事をもっと真面目に考えなさい、しっかりしなさい、という様な内容がびっしり書かれている手紙が送られてくる事があって、かなり心配されていたように思う。私の中では、いつもちゃんとしているし、考えあっての、この状況。という想いだったのだけど、今読み返してみると、姉や母の目には、何をしでかすか分からないとても心配な困った子、という風に映っていたようだ。ほんと失礼しちゃう!笑

3 ET DEMIから車や電車で30分弱。向こうに見えるのは淡路島。

これ↑を撮ってるところを知らぬ間に撮られてた…↓

よく晴れてぽかぽかと暖かく、最高に気持ちいいお天気でした。

さくらんぼのイヤリング(フランスデッドストック)セーラーカラーコート(大森伃佑子×3 ET DEMI)さくらんぼのベスト(ミュベール)サロペット(チャイルドウーマン)カーディガン(ドット&ストライプス)シューズ(レペット)

この↑大森伃佑子さんと私とで一緒に作ったコートを”かわいい、かわいい”と言ってくれて、どの色にするか悩みに悩んでライトブルーを買ってくれた。自分で言うのも何だけど、3色とも本当によく出来ていて、伃佑子さんも”やっぱり私はブラックかなぁ〜?でも淡い色もかわいいよねぇ〜”と、どの色にするかまだ悩み中だと先日電話で言っていた。私は”とりあえずお姉ちゃんがライトブルーを持ってくれている、いざと言う時はいつでも借りれる。”という安心感で、第1弾の時に買っていたこのピンクと、今回はブラックにしました。私はトレンチコートが似合わないので、スリーシーズン活躍してくれる便利アイテムのスプリングコート探しにいつも奔走している。冬になったらウールのロングコートの下に着て、襟と袖を出して、ちょろっと見せる重ね着コーデをしたいと思っている。

テラス席で夜になるまで明石海峡大橋を眺めながらずーっとおしゃべりしてたけど、それでもまだ話し足りない。うちに泊まりに来たり、実家に泊まったりする時も話が途切れなくて、一緒にお風呂に入ってバスルームでもずっと話してる、という事がよくある。何の話をしているのかとあらためて聞かれると、あの頃の手紙のように、ほぼどーでもいいような事だ。アモッサのカーディガン、何枚も持ってるけどあの色も買わないと絶対後悔する気がするんだけどどー思う?だの、タマスのあの絶妙な色合いのイヤリング、あれはやっぱ買うべきかなぁ?だの、エルメスの口紅とGUCCIの香水、我慢できずに昨日買っちゃっただの、もし1週間休み取れたら一緒に何して遊ぶ?だの、今日仕事で大阪行ったら、おちょやんのテーマソングが地下鉄で流れててん、だの…。明け方まで寝不足になりながら話さなきゃいけないような内容では決してない。妹がいるのだけど、妹を含め3人で実家で会っても、いつも新聞配達のおじちゃんが来る早朝の時間まで3人で喋り続けている。妹は本当にきちんとしてて姉2人のようなアホみたいな夢見心地な会話はせず、いつでも現実をしっかり見つめている。私より6つも下なのに、見た目も言動も落ち着いていて3姉妹の中で1番大人だ。私は妹に一度もお姉ちゃん、と呼んでもらったことがない。彼女が言葉を話せるようになった時に私は小学生だったにも関わらず、彼女が高校生の時は、私はもう社会人だったのにも関わらずずっと、陽ちゃん。だ。妹に会うと、私も落ち着いた大人の女性って感じにならないと!といつも思うのに、すぐに忘れちゃってこんな風になってしまう。。

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