今年の冬は、フエルトの帽子に革のかちっとしたハンドバッグ、タイツにブーツ。
という50年代の雰囲気漂うコートが着たい気分だったのだけど、いろいろ展示会巡りをした中でそういう雰囲気のコートがなかったのでお取り引きブランドのラウラにお願いして、ショップ別注で作ってもらうことにした。なめらかな肌触りと丁寧な縫製にこだわり、上質で上品なコートが出来上がりました。色展開も自分が今着たい、必要。と思う色に絞った。ショップスタッフには全く相談もせず、ただ自分が欲しいから。というわがままな理由で勝手に作っちゃったんだけど、たまにはそういうのもいいかなーって。なんとなくとか、気分とか、ま、楽しくやろーよ。みたいな精神が最近なくなって、バイヤーとしてこうであらねば、的なちょっと真面目すぎた感があったので、いろいろしんどかったんかなー、と。最低限のTPOはもちろん必要だけれど、基本ファッションなんてあれこれ考えず、自分が好きなものを好きに着る、自由でいーじゃん。いろいろ気難しい世の中で、ファッションくらい、そんな感じでいーと思う。