現在キャズエドゥミでは、20代〜50代のスタッフが在籍しています。20〜40代は、結婚で県外へ、出産で、子育てで…といった理由も退職の主な理由のひとつですが、50代になると、家族の介護で…とこれまた切実な理由で退職するスタッフも出てきました。今後、腰痛が…更年期で…など自身の体調不良という事も出てくると思うので、できるだけ長く勤めて欲しいと願っている私は、高齢化が進む昨今、店頭のスタッフが8時間立ちっぱなしが辛いという理由で退職を考えるのなら、椅子に座って接客をするのも良いのでは?と思っています。

昔、近所の駄菓子屋のおばあちゃんが仲の良いおばあちゃんとおしゃべりしながら、お客さんから言われたたばこを椅子に座ったまま、長い棒で器用にひょいと掴んで「今日もええ天気やねぇ〜。はい、〇〇円ね〜。」って販売していたのを見て、「元気だけど足腰が弱いおばあちゃんになったら、私もあんな風にしてお仕事がしたい!」と、幼い頃に強く思った記憶がある。生まれてから5年か6年そこそこで、王子さまの出現を夢見る事なく、おばあちゃんになっても働く気満々だった幼かった私を「偉いぞ!」と褒めてやりたい。母は、将来私が働かなくてもいい人と結婚出来るようにと、茶道、書道、お琴、着付け…を習わせあれこれ手を尽くしてはいたが本人は全くその気はなく、思えばアルバイト禁止の学校に通っていたけれど、こっそり隠れてアルバイトをしていた高校生だったあの頃から、私は休むことなく働いている。社会人になって就職し何度か転職をしても、いつも1日も日をあけず、退職した次の日には新しい職場へ出勤していた。出産した日も、普通に朝出勤の用意をしていたら、あいたたた…とお腹が痛くなってそのまま病院に向かった。出産前の産休すら取る気は全くなかった。

私が70歳、80歳になったらお客さまも一緒に歳を重ねていかれるので、その時はお互い椅子に腰掛け、今と変わらず、あれも可愛いね、これも可愛いね、と楽しくお喋りしながらお洋服の話に花を咲かせたいと願う。あの時の駄菓子屋のおばあちゃんのように。

私たちと一緒にお仕事をしてくださる方を募集しています。

3 ET DEMI神戸旧居留地店芦屋店3 ET DEMI LE PASSAGE店、いずれかの店舗での接客を担当していただきます。詳しくはホームページをご覧くださいませ。

みなさまのご応募を心よりお待ちしております。

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