お店でお取り扱いしているブランド、ワンダークラッドエトセトラ。そのデザイナーの英子さんは、マーケティングエージェンシーとしても活躍されており、16日から始まるあべのハルカス美術館で開催されるエッシャー展のキュレーターとして準備のため大阪に来るという。数日大阪にいるのでご飯でも行きましょう、と連絡をもらった。英子さんは、スヌーピーやミッフィ、サンリオ(彼女はキティとタキシードサムがお気に入り。私はキキララと、マイメロのもこもこの羊の子がお気に入り。)を心のよりどころとして同じように愛するオリーブ少女の1人だ。仕事で辛い事があったら、サラリーマンのおじさんがやけ酒を呑みに居酒屋へ直行するように私たちは涙が溢れそうになる前に大急ぎでキディランドへ、あるいはサンリオショップへ一目散に向かい、1200円のスヌーピーのポーチにするか、850円のマイメロのハンドタオルにするかを小学生の女の子たちに混じって真剣に悩み、そうこうしている間にいつのまにかストレスが消えていくという数少ない人種の2人だ。そしてお互い実際に買うことはほぼなく、その、買うんだったらこっちかなー、という楽しいお悩みタイムで満足する、という所まで似ている。普段東京にいる彼女が、10年近くぶりに大阪に宿泊し、夕方には仕事が終わる日もあると聞いたならば、それはもう誘うしかないでしょう!という事でまだ行った事がないといっていた、ユニバーサルスタジオにお誘いした。スヌーピーとその仲間たち、キティちゃんにミニオン、セサミストリートにおさるのジョージ…。ここは何でもありの(西の)夢の国でもあり、ハリーポッターエリアに踏み入ればそこは魔法の世界。最近落ち込む事があって…(キティやスヌーピーのグッズもたくさんになってきて…と大人買いをしてしまっているということは相当にキツい状況かと察する)と顔を曇らせていた彼女も終始笑顔で、出張中だという事をすっかり忘れてた〜〜と、大満足のよう。夜ご飯は、大阪といえばこれを食べずして東京へは帰れないという事で、美味しいたこ焼きに冷たいビールを呑んで、2人ともほろ酔いでいい気分。毎日色々あるよね。いいことばっかりじゃないよね。この歳にもなると責任の重い事ばかりだしだからってやーめたって投げ出す事もできないし、文句を言い合うような、また慰め合うような同僚がいるわけでもないしね。乗り物が苦手な私たちは何に乗るでもなくひたすらおしゃべりしながらあっちをキョロキョロ、こっちをうろうろとお散歩気分でしたが、にこにこと楽しんでいる彼女を見て、私もたくさん元気をもらいました。スタッフの方々に、私達よりもホグワーツ魔法魔術学校の生徒みたい!と言われました。ハリーポッターの世界に合わせて…とお洋服を選んだので間違いではなかったようですが、ぴったりすぎて危うくスタッフの人と間違われてしまう所でした。笑
見えてないですが中はドゥーブルメゾンのワンピースを着ています。着ぐるみキティちゃんが、そのお洋服とっても素敵ね!かわいい!と言ってくれて、ぎゅっとハグしてくれました。多分、絶対、中にいるのはかなり年下の若い女の子だと思うのだけど、それでもかわいいキティちゃんに褒めてもらえてぎゅっとされたらちょっと照れちゃうけど嬉しかったです。
バッグ(ワンダークラッドエトセトラ)コート(ルールロジェット・ショップ別注)付け襟(ネセセア)イヤリング(プティローブノアー・ショップ別注)タイツ(キワンダ )靴(レペット)
この後、まさかの土砂降りの雨が降っておろしたてのレペットのエナメルシューズの中は雨でぐしょぐしょに…。ルルのショップ別注のコートは雨をはじいてくれてなんとかずぶ濡れにならずに助かりました。ほっ。