先月になりますが伊丹市立美術館でされていた「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展に行ってきました。10月末までだったので、それまでにブログ書かなきゃ!と思いつつ今になってしまいました。ごめんなさい…。せめてもの償いとして、撮影可だった作品や会場の雰囲気などが伝わる写真を沢山掲載したいと思います。  あ〜かわいい。お部屋の壁に飾りたいなぁ〜。 ルート・ブリュックは北欧フィンランドを代表するアーティスト。アラビアの専属として約50年にわたって活躍されました。ミナ ペルホネンのデザイナーの皆川さんは、「1番か2番で僕の好きなアーティスト」と言われていて、私も特に1950年代に制作された初期の頃の、愛らしくまた絶妙な色合わせの作品が大好きです。着て行ったお洋服の色と相性のいい壁を発見。この日していたドナテラ・ペリーニのブレスレットのような色合い。こういう色味がたまらなく好きです。私が幼い頃、こんな色のお洋服ばかり着せられていたからかもしれません。フランスのオノレやボンポワン、イギリスのキャラメル&ベイビーの子供服を私も息子によく着せていました。まさにお店でお取り扱いしているアイスランドのブランド、アズウィグロウの色合いです。後期の作品は撮影不可だったのですが、作風ががらりと変わり、同じ作家さんの作品だとは思えない位の変わりようでした。ピカソも、え?これもピカソの作品なの?と思うように、創作期間の年代の切り取り方で、見え方や作家さんの人柄までもが全然違う印象になる。悩んだり成長したり時代背景が関係していたり、試行錯誤している事が作品から伝わってくる。この後、大急ぎで移動して京都国立近代美術館で開催していた、「ドレス・コード?」展に。 コム・デ・ギャルソンのワンピースや、ココシャネルとカールラガーフェルド、両方の時代のシャネルスーツなどが展示されていました。 ランチはモダンテラスで。 数分後に恐ろしい事が起こることも知らず涼しい顔して座ってますが、この直後デミグラスソースを胸元に同時にべったり3ヶ所に飛ばすという惨事を起こす…。しかしこのシルクのブラウスはとっても優秀で、お家で洗剤にしばらくつけて普通に水洗いをしたら綺麗に取れました。良かったぁ。いやぁ〜焦ったぁ〜。トマトソースやデミグラスソースを食べる時は、必ずハンカチを胸元に掛けるんだけれどなぜかこの日はしてなかったらこういうことになるんですよねぇ。ランチの後は骨董市へ。古いかごやアンティークのお皿、それと椅子を3脚買いました。嵐山に移動して、明日の朝のパンをお土産に買って、帰りの車の中で飲む用に、ミルクたっぷりのカフェオレを買いに。着いた瞬間、京都のお友達が「嵐山店のスタッフは特にイケメン揃いなの〜♡」と、随分前にきゃーきゃー言って教えてくれたのを急に思い出した。閉店ギリギリに行ったのだけど、観光で京都に来ていると思われる青い瞳の男の子達もたくさんいて、この狭い店内にいる男の子全員が男前というすごい状況に息が詰まりそうになった。お家に着いて、20数年毎日見ている見慣れた顔のメンズが「おー、おかえり〜、楽しかったー?」と言いながら来た。ええわ〜めっちゃ息しやすい。家にイケメンおったらリラックスできひんもん…と思いながらまじまじと顔をみてたら、むこうも何やらじーっと私を見て、「スタートレック!」と一言。先日切ったばかりのこの髪型を夫は毎日しつこいくらいにイジってくる。こけしだの、はく(千と千尋の神隠しの)だの、何を言われても、「ふんっ!」と取り合ってなかったのだけど、今日ばっかりはイケメンをたくさん見た後だったので、はぁーーーーーーぁ。と何とも言えない深〜い溜め息が出た。

ブラウス、スカート(ミュベール)ソックス(アンティパスト)靴(エバゴス)ブレスレット、リング(ドナテラペリーニ)

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