素敵な空間へお出かけしてきました。

「私、行きたい展覧会が丸の内と銀座であるんだけど一緒に行かない?」と姉に連絡すると、「私も見ておきたい展示が現代美術館と上野の美術館であるの。じゃあ当日ミッドタウンで落ち合う?」「うん。じゃあ、ランチは2人が前から行きたかったとこ行こう。」ということで姉と2人でGUCCI OSTERIAへ。

ランチのコースを頂きました。シャンパン&ワインで乾杯。

ブランドの世界観がしっかりと表現されているオリジナルの食器も素敵でした。裏を見てみると、リチャードジノリ、の文字。さすがイタリアを代表するブランド、GUCCI。そこはやっぱりジノリですよね。イタリアに行った時にミラノサローネが開催されていて、「その期間、ミラノにあるジノリのショップに僕が絵付を担当させてもらった商品が並んでいます。」とミナペルホネンのデザイナーの皆川さんに伺ったので、ミラノのリチャードジノリのショップを訪ねた事があります。数年前のブログに書いたので割愛しますが、その訪れた時のちょっとしたおかしなエピソードがあって、あの時のニコニコした満面の笑みの、フランス人のおじさまの顔がふと頭に浮かんだ。

次々とお料理が出て来て、最後のスイーツも来たし、これで終わり。と思っていたら…

突然バースデーケーキが出てきました。驚いていると、私がGUCCIにランチを食べに行く事を事前に知った母が、今月は陽ちゃんのお誕生日だから。と、こっそりお食事とバースデーケーキをプレゼントしてくれていたのでした。母からの粋なサプライズプレゼントで素敵なお誕生日を迎えられました。

その時、母×GUCCIが急に脳裏に浮かんで、「そういえばお母さんって私が中学とか高校生くらいの頃、GUCCIのセーター着てなかった?あれって今思えばそうだったんじゃない?って急に思ったんだけど…」と姉に聞くと、「そうそう。セーターもだけどジャケットとか色々着てたよ。お母さんはGUCCIとか気にせず、デザインも素敵だし着心地もいいわ〜。って料理する時も着てたりするから、何年か前にお母さんのクローゼットみたら全部お醤油とかの取れないシミが付いてて、お宝ヴィンテージゲット♡って思ってたのにどれもダメだった…」と肩を落としていた。先日、ヴィンテージショップに行ったら20代の若い店員さんに、「着られているの、とても素敵ですね。ヴィンテージですか?」と明るく元気に質問された。なんと答えていいのか分からず、「はぁ。まぁ…そーですね。。」となんとも歯切れの悪い返事をした。若い頃に買ったそのお洋服は、自宅のタンスの中で熟成され、この歳になり袖を通すとヴィンテージですか?と言われるようになっていた。なんとも複雑な想いである。しかし素敵なお洋服は何年経っても人を惹きつけるんだ、という証明でもある。

ブラウス、スカート(KLOSET)ソックス(アンティパスト)イヤリング、ヘアピン(プティローブノアー)

KLOSETは、3 ET DEMI芦屋店でお取り扱いしています。かわいい新作、色々入荷しています。(すみません、こちらのセットアップは完売いたしました。)

オンラインショップはこちら