私が結婚した年にオープンされた家具屋さんという事もあって、こちらに移転される前のお店へ新居の家具を見に行ったり、3 ET DEMIが海岸ビルヂングにあった頃は、お店に置く備品を買いに行ったり、ちょこちょことお買い物をさせてもらっていた若かりし日の思い出があるお店さん。移転後お向かいにカフェが出来たと聞いて、行きたい、行きたい、と思いつつ月日は流れ…。先月ようやく行くことが出来た。

揚げたてのドーナツ。シンプルでおいしい。大阪靭公園前にあった伝説のベーカリー ”ブランジュリタケウチ”のタケウチさんのレシピで作られていると聞いて納得。足繁く通っていたパン屋さん。

引越しする前の実家はコンクリートの打ちっぱなしに鉄の窓枠、ツタが絡まるお家だった。庭には屋根より高い大きなモミの木があった。どことなく↓と雰囲気が似てる気がして何だか懐かしい気がする。子供の頃は鉄枠の窓が重くて開けにくい上、冷たいし、ポロポロとペンキも剥がれるしで凄く嫌だったのに、今見ると、かっこよくてとってもおしゃれ。子供の頃の私にはこの良さが分かってなかったなぁ。

家具屋さんに来ると、いつもあれこれ買い替えたくなってしまう。TRUCKのようなヴィンテージやジャンクスタイルも好きだし、コルビュジエ、ライト、ウェグナー、ヤコブセン…なども好きだけど、ミノッテイやB &B、カッシーナのようなモダンスタイル、ウォーレン・プラットナーみたいな大理石の床が合いそうな家具も好き。色んなテイストのインテリアが好きでひとつに決めかねて本当に悩む。家具は洋服のように畳んでしまってはおけないから、吟味に吟味を重ねないといけない。

ベスト・パンツ・バッグ(ミナ ペルホネン)別注ブラウス(ホームスパン)ニット帽(ヒトミシノヤマ)ソックス(アンティパスト)ブーツ(エバゴス) すみません、私物のため完売しています。

ミナ ペルホネンの皆川さんが、「来年の3 ET DEMIの25周年記念に何かスペシャルな家具を作りたいね。」と言われていて、それも今からとても楽しみです。

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