あすの朝にはいよいよ帰国という日。近所をぷらぷらお散歩して、怪しげなリサイクルショップで古いガラスの花瓶とスカーフを買ったり、たまたまはいったおいしいピザ屋さんで(注文を取りにきた若いバイトの男の子が、日本人?って聞くのでそうだよというと、日本のアニメ大好き、ナルトそれにワンピース!秋葉原にさ来週行くためにここでバイトしてるんだ、と日本語とイタリア語を混ぜながら興奮気味に話してくれた。私達は関西から来たの。京都には来る?って尋ねると行くつもり!と。日本のアニメすごくいい!クール!と褒めてくれるので、ナルトはしらないし、ワンピースも1巻の途中で読むのを断念してしまったくせに、ありがとう!と、まるで自分が書いたくらいの勢いでお礼を言った)ランチした後、お借りした家(2バスルームの2階建て)のお掃除をして荷造りを終え、ふと時計を見ると夕方の4時過ぎ。このままお部屋でゆっくりするかな…と思ったけど、いやいやそれはあまりにもったいない!ということで、急いで着替えて、お家を飛び出し、トラムに乗って地下鉄に乗り換え、スピガ通りへ向かいました。ハイブランドのクラクラするくらいかわいいお洋服や、ケーキ屋さん、お買い物やおしゃれを楽しむ人をたくさん見て、おしゃれパワーをいっぱいもらいました。

レオンのモデルさんかと思うような、かっこいいちょいワルオヤジがそこら中に。街中、ジローラモさんだらけでした。

5.60代のおしゃれで素敵な夫婦もたくさんいらっしゃいました。夫婦共に清潔感と色の統一感があって、そしてなりよりみなさん、めちゃくちゃラブラブでとっても仲がいい。

とってもなが〜い、イタリアの一方通行の標識。

地下鉄のホームに貼ってあったサローネのポスター

急いで帰って、夜は冷蔵庫の中のお掃除を兼ねて、トマトクリームパスタにチーズとお野菜たっぷりのオムレツとサラダと野菜スープ、パンにフルーツ山盛りの夜ご飯でミラノさよならパーティーをしました。イタリアはトマトも卵もチーズもスモークサーモンも生クリームもオリーブオイルも全て味が濃厚で、お料理の腕が上がったのかと錯覚するほどどれも美味しくできました。